シズカゲルは、1つで5役をこなす薬用美白オールインワンジェルです。
「薬用美白」ということでシズカゲルは日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ効果があるのですが、
実際使っていて「白斑」の危険性はないのかな?と心配になったりしますよね。
美白化粧品で記憶に新しいのが白斑被害によって2013年に大量回収された化粧品ありました。シズカゲルは大丈夫なのかしら?と考える方も多いでしょう。
シミを消したいという思いで使っていた化粧品で、逆に肌が白く抜けてしまうような事があったら大変なことですよね。
私たちの健康に大きく関わることですので、シズカゲルと白斑について詳しく調べてみることにしました。
シズカゲルで白斑は出るの?
シズカゲルで白斑という症状が出る事があるのか、まずは発売元に聞いてみました。
シズカゲルのカスタマーサービスに電話して聞いてみたら、
『過去にシズカゲルで白斑がでたという事例はございませんし、白斑が出るような強い成分も配合しておりません。安心してお使いください』との事でした。
これだけ人気のシズカゲルで白斑被害が出たとなれば、製品は即回収され、多くの方が知る社会問題となっていたことでしょう。
ネット上でも詳しく調べてみましたが、過去にシズカゲルで白斑トラブルが出たという事実は見つかりませんでした。
シズカゲルと白斑 成分は大丈夫?
先程のメーカーさんの話では『シズカゲルは白斑が出るような強い成分は使用していない』という事でした。
なので、ここではシズカゲルの成分を見直し、安全性について検証してみたいと思います。
まず、2013年に起きたK社の白斑被害についてですが、
これはK社が開発し、美白化粧品に配合した「ロドデノール」が別の物質に変化し、色素を作る細胞にダメージを与え発症したとみられています。
一般的に、美白有効成分はシミのもととなるメラニンが作られることをブロックするのが目的のようです。
しかし、ロドデノールはメラニンが作られる細胞自体を壊してしまう為に、もともとの肌の色が白く抜けてしまう症状を引き起こしてしまったと考えられているようです。
メビウス製薬のシズカゲルジェルには(当たり前ですが)ロドデノールは配合されていません。
シズカゲルの有効美白成分は「アルブチン」です。
アルブチンの効果がこれからできるシミを防止します。
K社の場合は、ロドデノールを自社開発し、発売から5年で被害が明らかになりました。
プラセンタは、国内で利用されている期間も50年を超えていますし、製造においては安全性が保たれたものが使用されているそうです。
シズカゲルジェルも以前から問題なく販売され続けている事を考えると、シズカゲルで白斑が起きる可能性は低いかな、と判断出来るのではないかと思います。
白斑の原因は美白成分だけじゃない
私は、白斑はロドデノールやハイドロキノンなどの強い美白成分が原因で発症する症状なのだとばかり思っていました。
ハイドロキノン:「肌の漂白剤」とも呼ばれ、濃度の濃いものは医師の処方が必要
でも白斑は強い美白成分の他に、甲状腺の病気と共に発症しているようだ、とか、精神的ストレスが引き金となって起こっているようだという推測があることが分かりました。
白斑の原因は実はまだよく分かっていない部分が多く、なんらかの事柄が引き金となって自分の体が皮膚細胞を攻撃する自己免疫疾患で肌が白くなってしまうそうです。
美白化粧品を使用中に肌の一部が白くなったりしたら、その化粧品が原因と考えがちですが、白斑発症のきっかけは別にあったりする可能性も十分あるという事なんですね。
白斑は、100人に1人程度に見られる、割とよくある皮膚の病気との事なので、気になったらお医者さんに相談するのが一番早い解決法だと思います。
シズカゲルと白斑 まとめ
ここまで、シズカゲルと白斑について個人的に調べた結果をご紹介してきました。
シズカゲルの美白成分アルブチンは、安全に飲用・外用されてきた歴史もあり、シズカゲルジェル自体も問題なく販売され続けています。
これらの事実から、シズカゲルで白斑が出る可能性はほとんどないと考えて良いのではないかと思います。
毎日使う事になるスキンケアは、やはりその安全性にはウェイトを置きたいですよね。
以前から愛用されているシズカゲルは、安全性、シミ対策への実力を兼ねるオールインワンとして心晴れやかに使っていけるコスメではないかと思います。